課題名 | オリーブ安定生産技術の開発 4) 病害虫防除対策の検討 (1) 害虫の発生状況調査 |
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研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
小豆オリーブ研究所 |
研究期間 | 継H24~ |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:毎年安定して果実生産を行うとともに高品質なオイルを生産できるよう基本技術の開発を図る。 成果:予察灯における誘殺数が平年値よりも明らかに多かったのはツヤアオカメムシであり、特に5月と7~8月の発生が顕著であった。チャバネアオカメムシ、アオクサカメムシ、クサギカメムシ、ミナミアオカメムシの誘殺数は平年値と同等から少なかった。 予察灯におけるマエアカスカシノメイガの誘殺数は過去8か年の平均値と同等であったが、4~7月の発生が認められない点が異なった。チャノコカクモンハマキは過去8か年の平均値よりも多かったが、チャハマキは同等であった。本年、クロネハイイロヒメハマキを4種目のハマキムシ類として見出した。 県内11か所(東讃:1か所、小豆:6か所、中讃:2か所、西讃:2か所)における炭疽病の発病果率の平均値は10月15日が4.1%、10月30日は12.4%、11月15日は20.2%で、過去3か年の平均値と同程度であった。 |
カテゴリ | オリーブ 害虫 カメムシ 炭疽病 発生要因分析 病害虫防除 |