トマトの高品質安定生産技術の開発 1)促成トマトにおけるIPM体系の構築

課題名 トマトの高品質安定生産技術の開発 1)促成トマトにおけるIPM体系の構築
研究機関名 福岡県農林業総合試験場
研究分担 病害虫部
研究期間 継R1~3
年度 2020
摘要 目的:主要害虫のタバココナジラミに対する、捕食性天敵(タバコカスミカメ)の利用を主とした既存の防除体系の本県における適応性を検証し、改良を加えながら土着個体群の利用を前提とした新IPM体系を構築する。
成果:
・タバコカスミカメの定植期放飼体系は、タバココナジラミの発生を作期にわたり長期間抑制した。過度なバンカー栽植にはタバコカスミカメが過剰に発生し、トマトを一部加害した(R1年度)。
・耐病性品種ではタバコカスミカメ放飼と忌避剤の定期散布による防除体系によりタバココナジラミの密度を抑制し、防除回数も成分比で40%程度減少した(R2年度)。
今後の取組:天敵、忌避剤の適切な散布頻度、作型ごとのバンカー植物の定植日、栽植密度、草勢管理等を検討する。
カテゴリ 害虫 栽培技術 耐病性品種 タバコカスミカメ タバココナジラミ トマト 防除

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