課題名 | 3.大規模経営体に向けた超省力化稲作体系の確立 1)水稲の作況解析試験(早期・普通期) 2)マット式湛水直播栽培技術の確立 3)主力品種等の流通評価を高める生産技術等の確立 |
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研究機関名 |
宮崎県総合農業試験場 |
研究分担 |
作物部 |
研究期間 | 令2~令4 |
年度 | 2020 |
摘要 | 1)本年産水稲の作柄は、収量が457kg/10aで作況指数は「95」の「不良」となった。作期別では、早期水稲は、4月上旬及び下旬の低温の影響で分げつが抑制されたことから、穂数は、「やや少ない」となったが、1穂籾数は「やや多い」となり、全籾数は「平年並み」となった。登熟は出穂期以降、低温・日照不足で経過したことから「やや不良」となり、収量469kg/10aで作況指数「98」の「やや不良」となった。普通期水稲は、6月下旬から7月中旬の低温・日照不足により穂数は「やや少ない」となったが、1穂籾数が「多い」となったことから、全籾数は「やや多い」となった。登熟は登熟期の日照不足やトビイロウンカによる被害の影響から「不良」となり、収量479kg/10aで作況指数「93」の「不良」となった。 2)育苗マットと田植機を用いた湛水直播栽培の技術確立に取り組んだ。出芽数及び株数は、かき取り量が多いと 有意に多くなった。移植深度、籾の状態及び水田の位置は、有意な影響を与えなかった。 3)作況解析試験(上述)及び収穫前品質判定に取り組んだ。 |
カテゴリ | 育苗 直播栽培 水田 水稲 大規模経営 超省力 品種 |