7.新しい肥料・資材・施肥法による栽培技術の確立及び省力施肥の普及技術の確立(全農事業)  1)安価な肥効調節型肥料を活用した飼料用米の低コスト栽培技術の検討  2)流し込み施肥技術を活用した加工用米の省力・低コスト栽培の検討  3)高吸収性樹脂を用いた水稲用軽量育苗培地の高密度播種への適用性の検討

課題名 7.新しい肥料・資材・施肥法による栽培技術の確立及び省力施肥の普及技術の確立(全農事業)  1)安価な肥効調節型肥料を活用した飼料用米の低コスト栽培技術の検討  2)流し込み施肥技術を活用した加工用米の省力・低コスト栽培の検討  3)高吸収性樹脂を用いた水稲用軽量育苗培地の高密度播種への適用性の検討
研究機関名 宮崎県総合農業試験場
研究分担 作物部
研究期間 令元~令2
年度 2020
摘要 1)飼料用米専用品種「ミズホチカラ」において、基肥に安価な輸入被覆尿素を用いることで、慣行の施肥体系(基肥+穂肥)や県内で市販されている全量基肥肥料と比べ同等の収量を確保できるとともに、生産物1kg当りの肥料コストが2割以上削減でき、大幅なコスト低減を図ることができた。
2)硝酸化成抑制材入り尿素液肥「尿素液肥20号」の普 通期栽培の基肥及び穂肥での流し込み施用を検討した。
  拡散性は、滴下時間が入水と同じなら問題ないが、時 間が短いと施肥ムラが生じやすく、生育や収量等に影響 すると思われた。省力化は、穂肥では慣行の粒剤散布に 比べ大幅に省力化できた。基肥では、PK肥料と一般的な 基肥肥料と重量差が小さいことから、効果が低いと考え られた。収量性は、品種の特性に合った穂肥の時期と量 であれば、対照区と同等になると考えられた。
3)育苗培土にSBポリマーを用いると、播種時には半分以 下、移植時には6割以下の箱重量になった。マット形成 や移植時の装着、掻き取りは特に問題は無く、欠株率の 有意差は無かった。また、その後の生育や収量及び収量 構成要素にも差は認められなかった
カテゴリ 肥料 育苗 加工 コスト 栽培技術 省力化 飼料用米 施肥 低コスト 低コスト栽培 播種 品種

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