課題名 | 4.露地花き・花木品目の産地づくりを目指した安定生産技術の開発 1)シキミの早期成園化技術の開発及び立ち枯れ症の原因解明 2)キイチゴの安定出荷技術の開発及び新品種「彩」の品種特性解明 3)ヒペリカムの有望品種系統選抜及び栽培技術の確立 4)新規露地花き品目の検討 |
---|---|
研究機関名 |
宮崎県総合農業試験場 |
研究分担 |
亜熱帯作物支場 |
研究期間 | 令元 ~令5 |
年度 | 2020 |
摘要 | 1)シキミの立枯れ症の原因調査として、アルカリ性になった現地土壌では交換性カルシウム含量が高く、根量が少なく枯死した根が多くなり、マンガン含有率の低いまだら症状の葉が展開すると考えられる。また、OKF-1かん水により葉色が多少回復した。まだら症状の対策として硫酸マンガンの葉面散布や土壌pHの改良について検討する。 2)キイチゴ「ベビーハンズ」は、前年秋挿し春定植で当年夏から、一株あたり20本程度収穫できた。また、定植時の根切りや発根処理は必要ない。 3)「ベビージェムグリーン」以外の8品種系統(キャンディピーチ、WY8、WY19、WY30、WY34、WY39、CFC7.2、TH6.4)についてさび病の症状がみられなかったことから、8品種系統についてさび病の耐病性があると考えられる。 4)ミモザについて、「フロリバンダ」及び「プルプレア」は需要の見込める国際女性デーの3月8日までに開花する。 |
カテゴリ | いちご 栽培技術 出荷調整 新品種 早期成園化 バンダ ヒペリカム 品種 |