課題名 | 1.地域伝統作物の保全と新たな利用方法の開発 1)地域作物の現況調査と種子の保全 2)地域作物の特性を生かした利用方法の開発 3)世界農業遺産の認定を契機とした雑穀の利用 4)新食材、利用法の情報発信 |
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研究機関名 |
宮崎県総合農業試験場 |
研究分担 |
薬草・地域作物センター |
研究期間 | 令元 ~令5 |
年度 | 2020 |
摘要 | 1)前年度に行った現況調査の地域作物実態調査アンケートをもとに県内の全市町村への現地調査を行った。県北地域を中心に行った結果、延岡市でアカトウマメ、ムカシタカナ、地ギュウリ、西米良村でミミズコショウの種子を得た。 センター保有種子の更新とともに、えびの市の白ナス、畦アズキの栽培特性を調査した。 2)前年までに選抜した佐土原ナスの優良系統の増殖を行った。同時に佐土原ナス研究会(宮崎市)と協議を行い、次年度に現地試験を行うこととなった。 また、前年度までに研究を行った糸巻きダイコンのスプラウトについては、宮崎大学、長友農園(宮崎市)との連携を行い試作試験、マーケット調査などを行った。 3)椎葉村内の在来アワについて、マルチ栽培における収量、収益性の評価検討を行った。 在来ヒエの脱ぷ方法の改善に向けて、穀物関係の機械メーカーとの協議、試験を行った。 4)一般県民向けにワークショップを開催し、様々な地域作物の利用に関する情報発信を行った。 |
カテゴリ | あずき あわ 馬 だいこん たかな なす ひえ |