| 課題名 | 6 恵まれた漁場環境の維持・保全に関する技術開発 (2) 県漁場環境保全方針に定める重点監視水域(大船渡湾・釜石湾)の環境に関する研究 |
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| 研究機関名 |
岩手県水産技術センター |
| 研究分担 |
漁場保全部 |
| 研究期間 | 継H18~R5 |
| 年度 | 2021 |
| 摘要 | 目的:県漁場環境保全方針に基づき、重点監視区域として湾口防波堤が設置されている閉鎖性の高い大船渡・釜石湾内において、漁場環境に影響を与える水質や底質を毎年モニタリングし、その変化を漁場関係者に情報提供することにより漁場管理を促す。 計画:湾口防波堤復旧後の重点監視水域の水質及び底質の変化を把握する。 成果:水質調査については、大船渡湾では、溶存酸素量(飽和度)が年間で最も低くなる夏季(9月及び10月)における底上1mの全定点平均値は48%(R3)となった。これは、直近5年の結果で最も低い値だった。一方、釜石湾では、平成28年以降の値がほぼ横ばい(約70%)で推移しており、令和3年についても70%であった。底質調査については、大船渡湾では全ての定点でCODが水産用水基準による基準値(20mg/乾泥g)を超えており、釜石湾では湾奥の1定点及び水深が50mを超える1定点において基準値を超えた。 残された課題:近年、静穏域を活用して新たな養殖業の展開(サケ・マス類の海面養殖等)が進められている。将来にわたって持続的に漁業生産を確保していくためには、漁場環境が健全に維持されていくことが不可欠であり、漁場のモニタリング及びより簡便で低コストな底質評価手法の導入が一層求められている。このため、今後もモニタリングを継続し、新たな底質評価手法についても検討していく必要がある。 |
| カテゴリ | 低コスト モニタリング |