課題名 | LEDを用いたブドウ及びリンゴの着色促進効果の検証事業 |
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研究機関名 |
宮城県農業・園芸総合研究所 |
研究分担 |
花き・果樹部 |
研究期間 | 継R3~R7 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的: 成熟期の高温が原因となるブドウやリンゴの着色不良を回避し,品質向上(可販果率,秀品率の向上)を図るため,LEDライトを用いた収穫前,収穫後の近接照射による着色促進効果を明らかにし,生産現場での活用を検討する。 得られた成果: ①ブドウ果房に対するLEDテープライトを用いた着色促進効果の検討については,赤色系ブドウ「クイーンニーナ」を供試した。青色・赤色LEDを着色開始期から収穫日まで,午後6時から午前8時まで照射した結果,着色促進,糖度上昇,酸度低減する傾向を確認した。よって,「クイーンニーナ」の着色促進には,青色よりも赤色LEDが好適であると考えられた。 ②リンゴ果実・ブドウ果粒に対する果実発色促進装置を用いた着色促進効果の検討については,リンゴ「ふじ」の果実は7日間,ブドウ「クイーンニーナ」の果粒は5日間青色光を照射した。その結果,着色面積や着色指数(カラーチャート値)の向上が確認できたことから,着色促進に有効な手段であると考えられた。 |
カテゴリ | カラー 着色促進 ぶどう りんご |