品種登録制度におけるイチゴDNA判定技術の高度化

課題名 品種登録制度におけるイチゴDNA判定技術の高度化
研究機関名 宮城県農業・園芸総合研究所
研究分担 園芸環境部
研究期間 完R3
年度 2021
摘要 目的:
 東北農業研究センターで開発されたDNAマーカーs2430859は,イチゴの四季成り性に連鎖するとされるDNAマーカーとして平成30年度研究成果情報8「栽培イチゴの四季成り性と連鎖したDNAマーカー」に掲載されている。このマーカーを用いてPCRを行った場合,多くの四季成性品種では増幅し,一季成性品種では増幅が見られないとされている。しかし,一部の品種ではマーカーでの判定結果と実際の季性と一致しないことも成果情報に記載されている。そこで, s2430859を用いた試験を複数機関で行い,成果情報にある判定結果と試験結果が一致するかを明らかにする。
得られた成果:
 約15年前,野菜茶業研究所(現:野菜花き研究部門)が開発したイチゴ品種識別DNAマーカー25種類の妥当性試験に当所も参画した。以降,当所は,このDNAマーカー数種類を親株配付の事業に活用している。しかしながら,現在は多数の品種が流通し,新品種のDNAマーカーの遺伝子型については不明な場合がある。
 今回使用したDNAマーカーs2430859で得た遺伝子型リストは,現在使用しているDNAマーカーのリストを補完でき,さらに季性(一季/四季成性)の品種特性もある程度把握できる。加えて,汎用分析機器であるHPLC(液体クロマトグラフィー)を利用したDNA分析の実用性も確認できた。
カテゴリ いちご 新品種 DNAマーカー 品種

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