ニホンナシ黒星病の総合防除法の確立

課題名 ニホンナシ黒星病の総合防除法の確立
研究機関名 秋田県果樹試験場
研究分担 天王分場班・生産技術部
研究期間 継R2~4
年度 2021
摘要 目的:ニホンナシ黒星病は、平成20年頃から漸増傾向にあり、本県で55%を占める主力‘幸水’の果実被害が大きい。
これまで、伝染源である落葉の効率的な処理法を開発したが、開花期前後に使用しているDMI剤の効力低下対策と秋期防除による芽鱗片病斑対策を併せて検討し、これらの技術を組み合わせた総合的防除対策を確立する。
成果:①県内採取76菌株の内、DMI剤に対して17菌株(22.4%)が耐性菌と判定された。②QoI剤に対する感受性低下菌は無かった。③男鹿市の現地の胞子飛散時期は予察圃より早く、展葉期に治療剤が必要なことが示唆された。④展葉期SDHI剤、開花始期DMI剤、落花期QoI剤とした防除体系が最も有効であった。⑤ミギワフロアブル4,000倍の効果が高かった。
キーワード DMI剤、QoI剤、耐性菌、防除体系
カテゴリ 黒星病 耐性菌 防除

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