スギ人工林の広域的なゾーニング技術の開発

課題名 スギ人工林の広域的なゾーニング技術の開発
研究機関名 山形県森林研究研修センタ-
研究分担 森林生態保全部
研究期間 新R3~R5
年度 2021
摘要  木材生産機能の高いスギ林を対象とした重点的な林業経営を行うため、生産林に適する林地を再造林優先度の高い林地と定義して、積雪や立地に関するGISデータを用いた人工林のゾーニングを行った。
 豪雪地帯では経済林の造成が困難とされ、保育コストが増加するため、豪雪地帯に区分されるスギ林の再造林優先度は低いとした。また、発生には斜面方位も大きく関与しており、北向きでは融雪が遅延し、東向きでは吹き溜まり等が形成されやすいため、一般に両斜面でのスギの生育は不良となる。そこで、斜面方位図を作成し、多雪地帯を対象に該当林分を抽出した。次に急斜面においてもスギの雪害は多発し、先行研究では35°を境界に根元曲がりが増加することから、これ以上を造林不適地と扱った。作成した傾斜区分図により多雪および少雪地帯をゾーニングした。傾斜角20°未満に位置する林地では、高性能林業機械の導入や植栽後の保育作業が容易なため、生産林とした。
 以上より、本県の再造林対象のスギ林のうち、37.6%は再造林を行う優先度が低い林地に区分され、29.9%は優先度の高い林地と区分された。
キーワード 再造林
生産林
ゾーニング
カテゴリ 経営管理 コスト

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