課題名 | 夏秋どりイチゴ新品種「サマーリリカル(長・野53号)」の普及推進を後押しする安定生産技術の構築 1)品種特性に応じた栽培管理技術の確立 ア 養分吸収特性の解明に基づく養液管理技術の確立 |
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研究機関名 |
長野県野菜花き試験場 |
研究分担 |
野菜部 |
研究期間 | 完R1~R3 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:「サマーリリカル(長・野53号)」の養分吸収特性を明らかにするとともに、当品種に適した養液管理技術を明らかにする。 成果:「サマーリリカル」の給液ECは、0.8dS/m区の上物収量が最も多く、0.6区がこれに次ぎ、0.4区は最も少なかった。0.8dS/m区の廃液ECは7月下旬に1.5~2.0dS/mと高くなり塩類濃度障害が発生する危険があった。また、給液と廃液中の硝酸態窒素濃度からすると0.6区のバランスがよく、0.4区は不足、0.8区は過剰と考えられた。さらに、生育期間中の窒素、りん酸、加里の各養分吸収量は、0.8区より0.6区が多かった。このことから、給液ECは0.6dS/m程度を上限として管理するのがよいと考えられた。 |
カテゴリ | いちご 管理技術 栽培技術 新品種 品種 |