野菜・花きの病害虫に関する素材開発研究 2)野菜・花き害虫の生態解明と防除に関する研究 ア 野菜・花きを加害するアザミウマ類の防除対策

課題名 野菜・花きの病害虫に関する素材開発研究 2)野菜・花き害虫の生態解明と防除に関する研究 ア 野菜・花きを加害するアザミウマ類の防除対策
研究機関名 長野県野菜花き試験場
研究分担 環境部
研究期間 継H30~R4
年度 2021
摘要 目的:野菜・花きを加害するアザミウマ類の発生生態を解明し、防除技術を確立する。
成果:白ネギのネギアザミウマに対する黄色粘着トラップの発生消長の調査では、過去3か年と比較し総捕殺数がかなり少なく、年次変動が多いことがわかった。同様に土壌処理剤の試験を4月定植で7月に実施したが、慣行の対象薬剤に優る効果は見られなかった。7月定植の白ネギに対しての定植時処理剤(土壌混和、灌注)については、アベイル粒剤の有効性が明らかとなった。白ねぎ葉身のネギアザミウマによる被害軽減効果を5薬剤について調査したところ、ファインセーブの有効性が明らかとなった。カーネーション栽培圃場における光反射資材織り込みネットの展張により施設内アザミウマ類密度が減少した。
カテゴリ カーネーション 害虫 栽培技術 土壌処理 ねぎ 防除 薬剤

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