課題名 | 菌茸に関する素材開発研究 1)きのこの害菌・害虫、生育障害発生抑制技術の開発 ア 害菌対策技術の開発 |
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研究機関名 |
長野県野菜花き試験場 |
研究分担 |
菌茸部 |
研究期間 | 継H30~R4 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:きのこ栽培における害菌の発生要因を解明し、防除技術を開発する。 成果:各種害菌の生息場所、生態等を把握するため、令和3年4~6月、10~1月に菌茸棟周辺で落下菌、付着菌調査を行った。各種害菌の検出頻度、生息場所について一定の傾向がみられた。RM3培地について延べ18施設で調査を行った。現地施設においてもわたかび病菌が検出され、有効性を確認した。また、トリコデルマ属菌、桃色かび立枯病菌も同時検出が可能であることを確認した。TSM10培地について延べ9施設で調査を行った。現地施設においても黒腐細菌病菌が視認性よく検出され、判別が容易であることを確認した。現地生産施設から持ち込まれた汚染ビンについて、原因菌の調査を行った。また必要に応じて、現地施設での落下菌調査、付着菌調査を行い、感染源(感染拡大要因)を特定した。RM3培地およびTSM10培地の活用により、目的病害菌の生息場所、感染源(感染拡大要因)が明確になった。 |
カテゴリ | 害虫 立枯病 防除 わた |