課題名 | 牧草・飼料作物および畜産環境に関する素材開発研究 Ⅰ堆肥散布時の臭気拡散軽減技術と低コスト栽培技術の開発 1 臭いが軽減できる新たな堆肥施用機の開発 堆肥施用時の臭気測定法の検討と新たな堆肥施用機を使った飼料作物の省力化栽培 |
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研究機関名 |
長野県畜産試験場 |
研究分担 |
飼料環境部 |
研究期間 | 継H30~R4 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:臭気の拡散が極めて少なく、作業者や周辺環境にやさしい堆肥散布機の開発する。 成果:表層7cm程度を耕耘し、堆肥を浅層施用したほ場で飼料用トウモロコシを栽培した。堆肥を浅層施用したほ場の飼料用トウモロコシは、慣行区と比較し生育、収量に差は無かった。乾物収量に収穫時サンプルの粗蛋白含量を乗じた粗蛋白収量は慣行区が多い傾向を示した。この他の成分収量には差はなかった。浅耕区作土土壌の炭素率、窒素率は慣行区作土土壌に比べ有意に高かった。また心土においても栽培後は浅耕区が慣行区より有意に高かった。栽培前と栽培後の比較では慣行区の心土を除き栽培後に炭素率、窒素率とも低下した。堆肥散布およびその後の耕起時の圃場内臭気LEVELや臭気指数に大きな変化は無く、アンモニア濃度も低かった。 |
カテゴリ | 栽培技術 省力化 飼料作物 飼料用作物 低コスト とうもろこし |