課題名 | 牧草・飼料作物および畜産環境に関する素材開発研究 Ⅴ 気象変動に対応できる牧草の安定生産技術の開発 1 イタリアンライグラスの多回刈りと自然下種を活用したワルナスビ防除法の開発 |
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研究機関名 |
長野県畜産試験場 |
研究分担 |
飼料環境部 |
研究期間 | 継H30~R4 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:採草地におけるワルナスビの蔓延を防止するため、イタリアンライグラスの多回刈りと自然下種を活用して、ワルナスビを防除する技術を開発する。 成果:早生区の1番草収穫は5月12~14日に、晩生区の1番草収穫は5月31~6月2日に実施した。いずれの区もワルナスビの萌芽は見られなかった。また、いずれの区も草高が低かったが2020年秋の鹿の食害によるものと推察された。6月15日におけるワルナスビの草高は早生区38cm、晩生区14cmであった。早生区は2日後に2番草の収穫となったが、晩生区はその後7月5日に開花を確認した。晩生区は2番草の収穫をあきらめ7月に掃除刈りしその後早生種を用い草地更新した。7月5日時のワルナスビの植生割合は早生区2.4%で、昨年同時期の0.9%よりやや増加した。一方、ギシギシは9.5%で昨年同時期の11.8%よりやや低下した。イタリアンライグラスは昨年の41.8%から60%と増加した。 |
カテゴリ | イタリアンライグラス 飼料作物 なす 防除 |