1.奈良オリジナルの優良品種の育成 3)新たな高品質甘柿品種の育成 ①交配による新品種候補の作出と、遺伝子解析による10月下旬~11月上旬に出荷できる甘柿の早期選抜

課題名 1.奈良オリジナルの優良品種の育成 3)新たな高品質甘柿品種の育成 ①交配による新品種候補の作出と、遺伝子解析による10月下旬~11月上旬に出荷できる甘柿の早期選抜
研究分担 果樹薬草セ
研究期間 継H26~R5
年度 2021
摘要 [目的]選抜系統の特性調査
[方法]所内の高接ぎ樹3~7年生樹に着果した果実の品質を調査する。また、現地生産ほ場での高接ぎを行い、生育状況を調査する。
[結果]所内の高接ぎ樹について、‘13TgGo7’(甘柿)は生理落果が多く、ヘタすき果および汚損果は対照品種である‘松本早生富有’に比べて多い傾向が見られた。‘13TgGo10’(甘柿)は、対照品種に比べて果頂裂果や汚損果は多い傾向が見られた。‘12AhFg7’(渋柿)は対照品種に比べて果実は大きく、糖度は高く、条紋発生果は多い傾向が見られた。また現地試験について、甘柿2系統は1カ所、渋柿1系統は5カ所で高接ぎを実施し、当年の生育には台木の樹勢に起因すると考えられるばらつきが認められた。
カテゴリ 出荷調整 新品種 台木 高接ぎ 品種

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