課題名 | 省力的かつ経済的効果の高い野生鳥獣侵入防止技術の開発 |
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研究機関名 |
和歌山県果樹試験場かき・もも研究所 |
研究分担 |
環境部 |
研究期間 | 新R2~6 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:果樹試験場で開発した新規囲いワナを活用し、捕獲機能を有する新たな防護柵「捕獲防護柵」を開発する。 成果:全長48mのHMPEネット柵に軽量化したゲート式囲いワナを設置し捕獲を試みたが、U字型に設置したため、地理的な制約もあり囲いワナ内に侵入するシカは確認されなかった。24m×10mのHMPEネット囲いワナに軽量化したゲートを取り付け、捕獲を試みたところ、5頭捕獲できた。また、全長20mの金属柵にゲートを取り付けた既存の囲いワナ(幅2m×奥行き4m×高さ2m、メッシュ柵)を設置して捕獲を試みたところ、3頭捕獲できた。これらの結果からネット柵や金属柵と融合したゲート式囲いワナは、シカの捕獲に問題なく有効であると考えられた。 |
キーワード | ニホンジカ、捕獲、防護柵 |
カテゴリ | シカ 防護柵 |