スマート漁業推進事業

課題名 スマート漁業推進事業
研究機関名 鳥取県水産試験場
研究分担 海洋資源室
研究期間 R1年度~継
年度 2021
摘要 目的:沿岸域の最大7日先までの高精度な海況予測情報(水深別水温・塩分・潮流)を「海中の天気予報」として令和3年度からスマートフォン等で漁業者に提供する。予報を活用してもらうことで漁場探索労力の軽減による効率的操業(労働時間短縮)や不要な出漁を控えることにより燃油削減を図る。

成果:令和2~3年度に国の委託事業「ICTを利用した漁業技術開発事業」に参画し、漁業者に海洋観測機器等を貸与し観測依頼した。水温・塩分12隻、潮流9隻の漁船から観測データを収集し、海況予報を実施する九州大学に転送を行い、海況予測の作成及び精度向上に活用された。
 「海中の天気予報」をスマートフォン等で閲覧出来るwebページを8月以降、漁業者約80名に配布した。予報を5月間利用したイカ釣り漁業者の例では、漁場探索時間が約3割削減され、イカを釣る実時間を増やせるようになり、漁場探索労力軽減の効果が認められた。
キーワード スマート漁業
海況予測
カテゴリ ICT

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