課題名 | 水田転換畑における野菜安定生産のための排水対策技術選択手法の確立 |
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研究機関名 |
岡山県農林水産総合センター
農業研究所 |
研究分担 |
環境研究室 |
研究期間 | 継R1~3 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:県下の粘質土壌等の水田転換畑において、野菜の安定生産に有効な低コストの排水対策技術の選択手法を確立する。 成果:水田地帯で圃場環境や土壌の状態から野菜作導入の可否判定、並びに合理的な排水対策を選択するための「排水対策フローチャート」、及びフローチャートや排水対策手法について紹介した「水田転換畑における野菜安定生産のための排水対策マニュアル」を作成した。 サブソイラの施工がタマネギの生育や収量、収益に及ぼす影響を調査した結果、球重が重くなり、10a当たり2.4t増収し、サブソイラの施工による経費を差し引いても増益となった。ハーフソイラ施工がキャベツの生育、収量、収益に及ぼす影響を調査した結果、排水性が向上し、球重が重くなり、10a当たり2.9t増収し、施工による経費を差し引いても増益となった。 |
カテゴリ | キャベツ 水田 たまねぎ 低コスト 排水性 |