簡易栄養診断を活用し気象変動に対応できる水稲追肥判定指標の策定

課題名 簡易栄養診断を活用し気象変動に対応できる水稲追肥判定指標の策定
研究機関名 岡山県農林水産総合センター  農業研究所
研究分担 環境研究室
研究期間 継R2~3
年度 2021
摘要 目的:夏季の高温年における玄米品質の低下を回避するため、NDVI(正規化植生指数)を利用した水稲の簡易診断法と簡易栄養診断に基づく適正な追肥判定指標を確立する。
成果:水稲「ヒノヒカリ」の幼穂形成期において、NDVIと窒素吸収量及び乾物重との間に正の相関関係が認められた。また、幼穂形成期の窒素吸収量及び乾物重は、㎡当たり籾数と正の相関関係を示したことから、幼穂形成期のNDVIから籾数と関連が大きい窒素吸収量及び乾物重推定が可能と考えらえれた。また、追肥によって白未熟粒や未熟粒の発生率は減少して、検査等級が向上する傾向がみられ、2か年の試験結果から、NDVI値による検査等級2等の維持を目的とした追肥(実肥)要否判定技術を「ヒノヒカリ」で策定した。
カテゴリ 栄養診断 簡易診断 水稲

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