水田農業を支える新規需要米等の収量レベルアップ 技術の確立  1)加工用米「宮崎52号」の安定多収栽培法の確 立  2)飼料用米品種の選定(早・普通期)  3)本県に最適な業務用米品種の選定と多収栽培法の確立(早・普通期)

課題名 水田農業を支える新規需要米等の収量レベルアップ 技術の確立  1)加工用米「宮崎52号」の安定多収栽培法の確 立  2)飼料用米品種の選定(早・普通期)  3)本県に最適な業務用米品種の選定と多収栽培法の確立(早・普通期)
研究機関名 宮崎県総合農業試験場
研究分担 作物部
研究期間 完R元~R3
年度 2021
摘要 1)「宮崎52号」は、4月下旬植でも窒素施用量を主食用米の1.5倍程度の超多肥とすることで増収すること、玄米タンパク質含有率を高めるためには、実肥の施用が有
効であることを明らかにした。また、700kg/10a並かそ
れ以上の収量の条件では、穂肥の施用時期・量による差
は明らかでなかった。

2)早期栽培では「宮崎飼53号」が、1穂籾数及び㎡当籾数が少ないが、登熟歩合が高く千粒重も大きくなったことから供試品種の中で最も収量が高くなった。普通期栽培では「南海飼190号」が、穂数は少ないが1穂籾数が多くなり、登熟が順調に進んだことで「ミズホチカラ」と同程度の収量となった。

3)早期栽培で、「ほしじるし」は、栽植密度17.8~21.8株/㎡で、穂肥を遅らせた場合を除き、窒素施用量10kg/10aで700kg/10a収穫できた。緩効性肥料は、収量は慣行と同程度以上で、省力・低コストであった。
  普通期では6月中旬移植の場合、今回供試した品種の中では、千粒重が大きく、1穂籾数・登熟歩合が高い傾向で、良質・良食味な「南海187号」が「まいひかり」以上になる可能性は認められた。
カテゴリ 肥料 加工 飼料用米 水田 低コスト 品種 良食味

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