課題名 | キウイフルーツ・ナシ等の新樹形による早期成園化技術の確立 1)キウイフルーツの新樹形と安定生産技術の確立 2)ナシ・カキの早期成園化・省力化技術の確立 |
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研究機関名 |
宮崎県総合農業試験場 |
研究分担 |
果樹部 |
研究期間 | 継R2~R6 |
年度 | 2021 |
摘要 | ① 稼働式誘引用支柱の作業性確認及び改良 ほ場にて作業性が優れた掲揚式支柱の改良を行った。 ② 新樹形に適した有望品種の選定 雌6品種側枝を伸長させ、次年度初着果を予定。根腐れ症状で、枯死が発生した「ヘイワード」、「香緑」は盛り土したほ場へ2月に植栽、樹冠拡大を図る。雄3品種のTバー仕立て樹冠を拡大、次年度から開花期間を調査する。 ① ナシの流線型及びジョイント仕立て栽培技術の開発 ・ 大苗育苗における施肥の省力化 「幸水」、「豊水」のジョイント栽培用の大苗育苗において、緩効性肥料1回と月1回施肥の差異は少なく、施肥の省力化が示唆された ・ 流線型仕立て、ジョイント仕立て、一文字仕立ての生育比較 定植1年目の「幸水」、「豊水」において、総新梢長は流線型が多い傾向だった。また、「凜夏」のジョイント仕立て栽培は一文字仕立てより樹冠拡大が早く、定植3~5年目の累計収量は約1.5倍多かった。 ・ 側枝更新技術の検討 くさび処理が側枝基部の不定芽の発生が多く、発生した新梢は予備枝として切り返し、次年度以降の生育を確認する。 ② カキの低樹高栽培の生育比較 JVトレリス栽培と強制開心自然形との定植2年目の生育状況を比較し、「太秋」はJVトレリスの新梢発生数が多いが新梢長は短い傾向、「太豊」は同等であった。 |
カテゴリ | 肥料 育苗 かき キウイフルーツ 栽培技術 省力化 施肥 早期成園化 低樹高 品種 |