課題名 | 宮崎の「シャインマスカット」を支える高品質・省力栽培技術の開発 1)本県の気候に適したシャインマスカット根域制限栽培技術の開発 2)シャインマスカットにおける高品質栽培技術の開発 3)シャインマスカットにおける省力栽培技術の開発 |
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研究機関名 |
宮崎県総合農業試験場 |
研究分担 |
果樹部 |
研究期間 | 新R3~R7 |
年度 | 2021 |
摘要 | ① 根域制限栽培に適した土量やかん水量及び方法の検討(盛り土式根域制限栽培) 盛り土式根域制限栽培は土量300L区よりも400L区の方が生育に優れるが、地植えよりは劣った。 ② 根域制限栽培に適した栽培管理の検討 ポットでの根域制限栽培は、バーク堆肥区より牛糞堆肥区の方が生育に優れるが、発芽日は遅かった。 ポットでの根域制限栽培において、フラン台はテレキ台より発芽が早く、生育に優れた。 ① かすり症対策技術の開発(ジベレリン及びフラスター液剤利用) 果粒肥大促進によるかすり症抑制効果を目的に、開花前のジベレリン処理及びフラスター液剤散布を行ったが、かすり症の発生がなかったため、効果は判然としな かった。 ① 省力的な副梢管理技術の開発(副梢摘除、フラスター液剤利用) 副梢摘除により副梢管理の作業時間が約4割短縮され、果実品質は慣行区と変わらないことが確認された。フラスター液剤の散布により副書管理の作業時間が約2割短縮され、果実品質は慣行区と変わらないことが確認された。 ② 省力的な無核化処理技術の開発(展着剤利用) 展着剤混用によるジベレリン1回処理を行ったが、花振いの助長と、生理障害の発生及び果粒肥大不足が確認された。 |
カテゴリ | 管理技術 高品質栽培技術 栽培技術 生理障害 ぶどう |