課題名 | 持続可能な沖縄型果樹生産技術開発事業1)先端技術の活用を目指した新たな果樹栽培技術の開発 (2)パインアップルにおける先端技術を活用した生育診断技術および安定生産技術の開発 ②環境制御技術を活用したパインアップルの高品質収穫期間拡大技術の開発 |
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研究機関名 |
沖縄県農業研究センター |
研究分担 |
石垣支所 |
研究期間 | 新 R4~8 |
年度 | 2021 |
摘要 | 1.生産現場での技術的問題 ・生産量増大により収穫時期拡大が求められているが、冬春期における高品質果実出荷が難しい。 ・栽培に2年を要し、他の園芸品目と比べ収益性が低いことに加え、栽培に適した圃場を確保することが難しいため、 新規就農者に取って参入障壁が高い。 ・栽培期間中の土壌流出量が多品目と比べ多く、海洋への赤土流出の原因のひとつとなっている。 2.開発技術名及び期待される成果 ・パイン栽培に適した用土を用いた鉢植え栽培または袋栽培により、植付から1年以内かつ周年で高品質果実を収穫可能な高収益型施設栽培技術を開発する。 冬春期における高品質果実出荷が可能となることで、出荷量の平準化を図ることができる。また、栽培開始1年目から収入を得ることができ、どのような圃場環境でも栽培することが可能になることで、新規就農者がパインアップル栽培に参入しやすくなる。さらに、施設栽培を行うことにより、パインアップル圃場からの赤土流出を削減することができる。 |
カテゴリ | 環境制御 栽培技術 施設栽培 出荷調整 生育診断技術 |