課題名 | 微生物および植物細胞の電気細胞工学技術の開発(117) |
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課題番号 | 1992000390 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
機能開発・微機能研 |
研究期間 | 継S62~H04 |
年度 | 1992 |
摘要 | 野生種トマト(Lycopersicon pervianum)カルス、栽培種トマト葉肉、オオムギ葉肉、キク葉肉より、それぞれプロトプラストを調製し、タバコモザイクウイルス(TMV)-RNAによる電気遺伝子導入条件を比較した。その結果、供試した4種のプロトプラストは、いずれもタバコおよびササゲのプロトプラストの場合とほぼ同様の電気条件でTMV-RNAに高率に感染し、プロトプラスト内でウイルスがほぼ同程度に増殖した。従って、植物プロトプラストへの電気遺伝子導入のための至適電気条件は、材料となる植物の種や組織にかかわらず、ほぼ一定であると考えられる。また、TMVの宿主域が、第一次感染細胞から周囲の細胞への移行以降の段階で決定される例が多いことが示唆された。 |
カテゴリ | 大麦 きく ささげ たばこ トマト |