課題名 | 抗菌性ペプチドを利用した細菌病抵抗性素材の作出(218) |
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課題番号 | 1992000478 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
分子育種・抵抗遺子研 |
研究期間 | 継H01~H05 |
年度 | 1992 |
摘要 | ザルコトキシンを形質転換植物中でより強く発現させるため、カリフラワーモザイクウィルス35S遺伝子プロモーターのエンハンサーを7反復させ、更にTMVのΩ配列を入れた高発現プロモーターカセットを構築し、これにトキシンを接続してバイナリーベクターでタバコに導入した。現在これらの植物で抗菌活性を検定している。一方、タバコBY-2培養細胞を合成されたトキシン(2-100μg/ml)と共に1週間培養し、細胞の成長を測定して植物に対する毒性の有無を評価したところ、この範囲では全く植物の増殖に影響を与えない事が分った。この結果はザルコトキシンが植物に対して無害であることを示唆するものと解される。 |
カテゴリ | 育種 カリフラワー たばこ 抵抗性 |