課題名 | 新素材の利活用に関する研究-耕うんづめの摩耗(62) |
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課題番号 | 1992004062 |
研究機関名 |
生物系特定産業技術研究推進機構(生研機構) |
研究分担 |
基礎・耐久研 |
研究期間 | 完S63~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | 耕うんづめ等の摩耗部品の耐久性を高めるため、各種のコーティング材を用いその効果を検討した。今年度は、酸化クロム系セラミックとコバルト自溶合金の2種類を耕うんづめにコーティングし、供試した。実験は、茨城県の稲、麦及びゴボウの生産を中心とする農家に委託した。実験開始後、339時間(20カ月)で、100時間換算の累積摩耗率は、無処理(5.0%)>セラミック(2.8%)>コバルト自溶合金(2.7%)であった。コバルト自溶合金については249時間で、溶射後の再溶融処理による強度低下のため湾曲した。セラミックコーティングにより約2倍の耐久性の向上がみられたが、コーティング処理工程の費用の低減が残された問題である。 |
カテゴリ | くこ ごぼう 低コスト |