課題名 | 温暖地平坦部水田営農におけるコストダウン限界の解明(25) |
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課題番号 | 1992002661 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
地域基盤・営農シス研 |
研究期間 | 単H03~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | 水田輪作営農の確立をねらいとして,新技術体系の営農現場への導入を想定し,そこで達成できるコストダウンの可能性を追究した。流体播種方式による麦刈取水稲同時播種機について現地適応性の検討と経済性試算を行った結果,春期の降雨が少ない瀬戸内地域で適応性が高く,稼働面積の限界は7.3ha,その時の費用は16,684円/10aと試算された。現行の乾田直播方式に比べると74%の稼働面積拡大,所用費用は32%の低下となる。さらに営農集団へ導入した場合(3台体系),作付面積限界が水稲・ビール麦21.9ha,大豆10.8haで,その時の生産費は各8,836円/60kg,6,087円/50kg,9,828円/60kgで,地域平均の80~50%と試算された。 |
カテゴリ | 乾田直播 コスト 水田 大豆 播種 輪作 |