課題名 | 環境要因と野菜の生育反応、品質変動の解明(121) |
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課題番号 | 1992002739 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
畑地利用・施設栽培研 |
研究期間 | 継H03~H07 |
年度 | 1992 |
摘要 | 施設の周年利用に当たっては夏期の高温条件が問題となる。そこで,天窓あるいは側窓の閉鎖による施設内の夏期の昇温の実態解明と,高温条件でも生育可能な耐暑性野菜の選定を行なった。1平方メートル当たり日射量が22メガジュールに達した夏期の晴天日には,日最高気温が外気と比較して天窓の閉鎖によって2度,側窓の閉鎖によって6度,さらに天窓,側窓とも閉鎖の密閉状態では12度上昇し,密閉状態での最高気温は47度に達した。このような施設内で熱帯・温帯起源の11種類の野菜を栽培した結果,密閉状態ではほとんどの野菜に葉焼け障害が発生し,乾物生産量も著しく低下したが,ヒユナ,ツルムラサキは高温条件でも生育はすこぶる旺盛であった。 |
カテゴリ | 施設栽培 耐暑性 つるむらさき |