劣悪化した土壌環境における微生物動態の評価

課題名 劣悪化した土壌環境における微生物動態の評価
課題番号 1992002213
研究機関名 北海道農業試験場(北農試)
研究分担 畑作管理・作付体系研畑土壌研
研究期間 単H03~H03
年度 1992
摘要 10年以上の連作により劣悪化した土壌環境における微生物動態と土壌機能との関係を評価し、土壌診断のための基礎的知見を得ることを目的とした。土壌の微生物総量を示すATP含量は消毒区<輪作区・連作区<有機物施用区の順となった。全細菌数は変動が大きいものの、連作区に対し消毒区で減少した。土壌窒素の無機化速度K(25℃)は、消毒処理により微増し、有機物施用により顕著に増大する傾向が認められた。また土壌消毒により無機態窒素量が増大した。以上、土壌の窒素無機化特性と土壌微生物群特に細菌群の変動とが対応していること、土壌のATP含量や細菌群の動態、窒素の無機化特性から、作付履歴の違いを推定することが可能と思われた。
カテゴリ 寒地 管理技術 土壌環境 土壌消毒 土壌診断 輪作

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