課題名 | リンゴ耐湿性,病害虫抵抗性台木の育種素材の探索と利用(66) |
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課題番号 | 1992001215 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
盛岡・育種研 |
研究期間 | 延S58~H08 |
年度 | 1992 |
摘要 | リンゴでは,わい化栽培の普及に伴い,わい性台木のクラウウンロットり病性が問題になっており,これに対する抵抗性台木の育成が望まれている。本研究においては,各種リンゴ台木植物及び種間雑種実生を材料として,抵抗性個体を選抜する。まず,Phytophthora cambivoraの菌株による病原性の違いを調べたところ,AP-3系統の病原性が他の菌株より高かった。各種台木の交雑実生にクラウウンロットの遊走子懸濁液を接種し,抵抗性の差異を検定したところ,り病性×り病性の組合せでは83%,抵抗性×り病性では0~53%の根が褐変した。抵抗性×抵抗性では褐変は認められなかった。 |
カテゴリ | 育種 害虫 台木 耐湿性 抵抗性 品種 りんご わい化 |