課題名 | 西日本地域における野生グリの収集 |
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課題番号 | 1992001230 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
育種・育種2研 |
研究期間 | 単H03~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | モ-パングリ及び三度栗は一本の結果枝に連続または反復して着花する習性を持ち、ニホングリの高生産性品種育成の素材として極めて有用である。今回、高知県幡多郡大方町及び三原村で21個体、同県須崎市及び窪川町で各1個体、熊本県本渡市及び松橋町で5個体、宮崎県東諸県郡綾町で1個体、静岡県小笠郡菊川町で1個体の合計30個体について調査し、29個体の穂木を収集した。これらを着花習性で分類すると結果枝に連続的に着花するモ-パングリに近い個体が7個体、三度栗のように反復して着花する個体が16個体、芝栗のような着花習性の個体が7個体である。これらの個体は接ぎ木繁殖し、交配母本として優れた個体を選抜・活用すると共に種苗管理センタ-嬬恋農場で遺伝資源として保存する。 |
カテゴリ | 遺伝資源 台木 接ぎ木 繁殖性改善 品種 |