| 課題名 |
新リンゴ品種さんさの成熟機構の解明(197) |
| 課題番号 |
1992001340 |
| 研究機関名 |
果樹試験場(果樹試)
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| 研究分担 |
盛岡・栽培研
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| 研究期間 |
完H02~H03 |
| 年度 |
1992 |
| 摘要 |
早生種としては果肉硬度が高く、日持ち性がよい特性を有しているリンゴ新品種‘さんさ’の成熟特性を明らかにするため、果心内エチレン濃度及び果実品質の経時的変動を調査し、既存の早生種‘つがる’と比較、検討した。‘さんさ’の果芯内エチレン濃度は、最も高い時期でも1.5~3.0ppm程度であり、一方、‘つがる’では最終収穫期において約80ppmであった。このことから、‘さんさ’のエチレン生成量は早生種としても著しく低いことが明らかである。さんさ’の果実エチレン生成量は、交雑親‘ガラ’及び‘あかね’と同程度か若干低いことから、この新品種の低いエチレン生成能は親品種の特性と関連していると考えられた。成熟開始時期の目安として、果芯内エチレン濃度0.1ppmを基準に判断すると、‘さんさ’では8月16日以前であり、‘つがる’では8月23日以後であり、‘さんさ’の成熟開始時期は‘つがる’より1週間以上早い。さらに、果実品質の比較では、‘つがる’より着色が著しく早く、果肉硬度が高い傾向にあり、また、果汁の酸度も高い傾向にある。
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| カテゴリ |
栽培技術
新品種
成熟異常
品種
りんご
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