課題名 | 合成周縁キメラNF-1,NF-3と母品種の果実特性 |
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課題番号 | 1992001403 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
口之津・育種研病害研 |
研究期間 | 単H03~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | 口之津・病害研で作出した合成周縁キメラとその母品種の福原オレンジ(F)および川野なつだいだい(N)の果実特性を調べた。その結果を果皮に注目して述べると,NF-1の果皮は油胞の密度が(密),香りが(オレンジに近いが異なる)などで,Fの果皮の(密),(オレンジ)などに近かった。NF-3の果皮は油胞の密度が(中),香りが(ナツミカンで少しうすい)で,Nの(やや粗),(ナツミカン)に近い。以上のことから,NF-3はNまたはこれに近い果皮を持つものと推察した。このことは合成周縁キメラの作出により,病害抵抗性の品種組織を果皮に組入れられる可能性を裏づけるものである。 |
カテゴリ | 病害虫 なつみかん 病害抵抗性 品種 防除 |