課題名 | パパイヤ輪紋病ウイルスの同定 |
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課題番号 | 1992003909 |
研究機関名 |
熱帯農業研究センター(熱研) |
研究分担 |
沖縄・作物保護研 |
研究期間 | 単H03~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | タイの主要パパイヤ生産地帯におけるパパイヤリングスポットウイルス(PRV-P)による輪紋病の、発生状況調査、採集および血清学的性状の検討を行った。本病は中央タイおよび東北タイのいずれの地域でも発生がみられ、大規模圃場では被害が著しく、小規模圃場では発生が少ない傾向がみられた。発病株の病徴は、糸葉、奇形モザイク、黄斑モザイク、モザイクに大別できた。これらの株を採集し、タイ産PRV抗血清および沖縄のパパイヤに輪紋を生じるウイルス(No.56,現在同定中)の抗血清を用い、ELISA法により血清反応を調べた。その結果、いずれのウイルス株もタイ産PRV抗血清に強く反応したが、No.56抗血清には反応しなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 亜熱帯 発生要因分析 パパイヤ 防除 |