アシビロヘリカメムシの生態の解明(85)

課題名 アシビロヘリカメムシの生態の解明(85)
課題番号 1992003919
研究機関名 熱帯農業研究センター(熱研)
研究分担 沖縄・作物保護研
研究期間 延H01~H06
年度 1992
摘要 幼虫期の日長条件が産卵に及ぼす影響を調査した。日長:10~15時間,温度:25℃で飼育した区では羽化後40日までの産卵雌率は88~100%となり日長による一定の傾向はみられなかった。総産卵数にも明瞭な差は認められなかった。羽化後20℃に移すと日長にかかわらず産卵雌率は低下した。幼虫期から20℃で飼育した区では,日長にかかわらず産卵雌率は極めて低かった。しかし産卵しない雌も体内には成熟卵を有していた。以上のことから,アシビロヘリカメムシは幼虫期の短日により成虫休眠は誘起されないと判断された。また成虫期の低温は産卵抑制作用をもつ可能性がある。
カテゴリ 病害虫 亜熱帯 カメムシ 防除

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