課題名 | リモートセンシングデータによる野草地の経年変化の抽出(32) |
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課題番号 | 1992000984 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
草地計画・草地立地研 |
研究期間 | 完S63~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | リモートセンシングデータを広域・長年月にわたる野草地の変遷調査に利用する方法について検討するため、岩手県内のススキ・ハギを主体とする野草地(約30平方km)を対象に、1964年・1974年・1984年撮影の空中写真並びに各種文献、資料、現地での聞き取り等からこの期間の変遷状況を調査した。この結果、1960年代以降、乳・肉牛への転換に伴って、軍馬の飼料源であるハギ刈場や放牧用の入会い地として利用されていた野草地の大部分は、払い下げによる私有地化や人工草地への改変が進み、野草地としての利用価値を失っていったと推察される。また、空中写真の判読にコンピュータによる画像解析手法を組み合わせることにより、野草地の変遷状況を定量的に把握する手法が確立された。 |
カテゴリ | 馬 管理技術 肉牛 リモートセンシング |