アレロパシー植物の検索と作用機構の解明(123)

課題名 アレロパシー植物の検索と作用機構の解明(123)
課題番号 1992000610
研究機関名 農業環境技術研究所(農環研)
研究分担 環境生物・他感物質研
研究期間 継H01~H10
年度 1992
摘要 生根から出るアレロパシー物質を検索する寒天培地を用いた簡易検定法を考案した。本法を用いた検索では,既報のムクナ,ハルガヤ,エンバク等にアレロパシー活性が再確認され,さらにヘアリーベッチ,ソラマメ,ナタマメ等でも同程度の活性が認められた。圃場試験では,秋播きのヘアリーベッチ,ソラマメが春先の雑草発生を抑制する現象が観察され,特にヘアリーベッチではほぼ完全に雑草抑制し,その効果は秋まで持続した。春播きのムクナとヘアリーベッチの圃場試験では,ムクナ区では全雑草の20%を,ヘアリーベッチ区では初期から強い抑制がみられ,盛夏の調査時には全雑草量の約50%を減少させた。
カテゴリ 病害虫 アレロパシー物質 簡易検定法 雑草 そらまめ

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