課題名 | 微生物利用土壌改良資材の効果判定技術の開発―微生物熱量計による非破壊的測定技術の開発(195) |
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課題番号 | 1992000675 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
資材動態・廃棄物研 |
研究期間 | 完H01~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | イナワラ等を基質として微生物が増殖する際の発熱を,微少熱量計によってサーモグラムの形で記録し,その特徴から微生物資材の有機物分解促進効果を判定する方法を開発することを目的とする。海砂10gにイナワラ200mg,微生物資材100mg,C/N比が20になるように硫酸アンモニウム水溶液2mlを添加した系を用い,そのサーモグラムの約40時間までの発熱ピークの形状から,微生物資材の効果を簡便かつ迅速に判定することができた。この判定方法の実証的裏付けとして微生物の計数,土壌協会の判定試験方法,ベンチスケールの分解実験などを行い,支持する結果を得た。あらゆる微生物資材に適用でき再現性良い結果を得るにはさらに研究を要するが,これまでの成果は特別研究の報告書にまとめられる。 |
カテゴリ | 測定技術 土壌改良 |