課題名 | 血清学的モニタリング法の開発(87) |
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課題番号 | 1992003506 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家畜衛試) |
研究分担 |
研一・細菌1研細菌2研 |
研究期間 | 完H01~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | 子宮切断術および帝王切開術により作出されたシバヤギならびにウシから経時的に採取された経過血清を用いて、一般細菌およびマイコプラズマに対する血中抗体をELISA法により測定し、ELISA法の有用性を検討した。一般細菌についてLPS,LipidA,Reコアおよびリボソームを抗原としたELISA法による抗体の検出を試みた。その結果、いずれの抗原でも、同一個体の経過血清において陽性、陰性結果が入り乱れ、本反応により一般細菌に対する抗体応答をみることは不可能なことがわかった。一方、M.bovis、M.bovirhinisおよびM.bovigenitaliumを抗原としたELISA法によるマイコプラズマ抗体の検出は特異性が高く血清学的モニタリング法として有用であることが明かとなった。 |
カテゴリ | 病害虫 防除 モニタリング 山羊 |