課題名 | 体液中の免疫グロブリンの定量(89) |
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課題番号 | 1992003508 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家畜衛試) |
研究分担 |
研一・細菌1研 |
研究期間 | 完H01~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | 一次元拡散法により、ノトバイオートシバヤギおよびノトバイオートウシの経過血清中の各クラス免疫グロブリン(IgM,A,G1,G2)の濃度の変動を測定した。■出生直後のシバヤギ血清中から微量のIgMおよびIgAが検出され、胎生期に既にこのクラスのIgが産生されていることが示唆された。初乳未摂取シバヤギでは、生後約3週目からIgGが検出されはじめ、その濃度は漸増した。■出生直後のウシ血清中から微量のIgMおよびIgG1が検出された。IgM濃度は15週まで成牛のレベルに達しなかったが、IgG1は10週前後に成牛の値となった。IgAは生後2週間まで検出されなかった。また、IgG2も生後直後では検出されず生後10~15週においても低い値を示した。 |
カテゴリ | 病害虫 防除 モニタリング 山羊 |