課題名 | 「一週間養蚕」を軸とする低コスト繭生産技術体系の確立-「一週間養蚕・多回育」に対応する桑の栽培技術体系の確立-(131) |
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課題番号 | 1992003387 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究分担 |
生産技術・栽培技術研 |
研究期間 | 継H02~H04 |
年度 | 1992 |
摘要 | 年間10回の多回育養蚕・一週間養蚕を前提として,多植桑園及び密植桑園に,春切,夏切,2年3回の輪収法など7種類の桑園を組み合わせて設定し,2年目の桑の生育と蚕期別の収穫量を調査した。その結果,蚕期別の対10a当たり条桑量は,第1蚕期から第6蚕期までが2.3tから4.3tと多いのに対して,第7蚕期と第8蚕期及び第10蚕期はいずれも1.6t以下と少ない結果であった。なお,第6蚕期の8月下旬に行う伐採が次年度の桑の生育並びに収穫量に悪影響が及ぶことを心配したが,この蚕期に多植桑園で2.7t,密植桑園で3.3tと多収を示し,本試験において採用した桑園設定法は年間10回程度の一週間多回育・養蚕に十分対応できることがほぼ明らかになった。 |
カテゴリ | カイコ 桑 効率的生産技術 栽培技術 低コスト |