課題名 | 多孔体培地を用いた養液栽培法の確立(245) |
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課題番号 | 1992001701 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
施設生産・資材利用研 |
研究期間 | 継H03~H05 |
年度 | 1992 |
摘要 | 本装置は養液管理(分析)が不要であり、消費された量だけ一定濃度の養液を補給すれば良い。そこで各種作物に適した養液濃度の検討を行なう。養液濃度は園試処方1単位を対照区に、対照区の1/4、1/2、1.5倍区を設けて、春から夏にかけてトマトの栽培を行なった。生育は1/4単位区では非常に悪く明らかに肥料不足であった。1/2単位区は正常な生育を示した。1単位区及び1.5倍区は葉の色も濃く過繁茂状態を示し葉脈からも数多くの芽が出芽した。果実の大きさは、1/2単位区は正常な発育を示したが1/4単位区、1単位区及び1.5倍区は小さく、1/4単位区以外は全て尻腐果が発生した。しかし糖度は養液濃度が濃くなるほど高くなる傾向を示した。 |
カテゴリ | 肥料 トマト 養液栽培 |