| 課題名 |
イチゴに発生する病害の発生生態と被害機構の解明(275) |
| 課題番号 |
1992001732 |
| 研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試)
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| 研究分担 |
久留米盛岡・病害研
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| 研究期間 |
延H01~H05 |
| 年度 |
1992 |
| 摘要 |
これまでにPhytophthora cactorumによるいちご疫病やいちご炭そ病菌(C.fragariae)の完全世代を九州で始めて確認した。また、佐賀県産のいちご炭そ病症状株から、従来の炭そ病菌とは異なるColletotrichum属菌を新たに分離したので、その形態や培養特性を調べ、分類学的位置を検討した。本菌の分生胞子は紡錘形で、C.fragariaeに比べて小さく、生育はC.fragariaeに比べ遅く、その違いは32℃付近で顕著であった。基準種であるC.acutatum(ATCC56814)との比較では菌そうの色彩が異なったが、それ以外の点ではよく類似した。その後、長崎県で発生したいちご葉枯症状株からも紡錘形の分生胞子をもつColletotrichum属菌が分離され、これらは色素生産菌と非生産菌に区別された。前者はC.acutatumと同定され、後者も形態的にはC.acutatumであった。これらの菌の分生胞子懸濁液をいちごに噴霧接種したところ、葉柄、花(果)柄及び小葉に自然発病と同様の病斑が形成された。本課題は延長し、4年度にはC.acutatumの分布や発生生態を調べ、5年度にはC.acutatum及びC.fragariaeの感染機作を含めた生活環を解明する。
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| カテゴリ |
病害虫
いちご
病害虫防除
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