課題名 |
ミナミキイロアザミウマに対する果菜類の抵抗性検定法の開発と抵抗性素材の検索 |
課題番号 |
1992001764 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試)
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研究分担 |
環境久留米野菜育種・育種1研育種2研育種3研虫害2研
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研究期間 |
単H03~H03 |
年度 |
1992 |
摘要 |
ミナミキイロアザミウマに対する各種ウリ科及びナス科植物の抵抗性を明らかにするために、ガラス室内にポット植えの供試植物を置き、本害虫を放飼して葉の被害程度及び寄生数を調査した。ウリ科ではC.aculentus, C.africanus, WA-12, C.agrestisで食害痕指数が低く、特に前3種では寄生数も少なく抵抗性であった。ナス科では、S.viarum, IK-35, S.nigrum,S.sisymbrifoliumで全く被害が認められず、S.nigrumで僅かに本害虫の生息が認められた以外は、いずれも生息数が0で抵抗性を示した。メロンの幼苗検定では、食害痕程度はKaigwaで極めて少なく、次いでCantaloupe de Bellegradeで少なかった。両種は本害虫の寄生数も少なく抵抗性であった。また、メロンの抵抗性系統と感受性系統を交雑したF1では、抵抗性が優性に発現した。さらに、カップ内で生葉片により雌成虫を飼育し、摂食、産卵、幼虫発育の各阻害程度を検定する方法及び生葉抽出物を3%蔗糖液とともに与えて摂食阻害を検定する方法により、各種植物の抵抗性機構を検討した。
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カテゴリ |
病害虫
害虫
抵抗性
抵抗性検定
なす
病害虫防除
ミナミキイロアザミウマ
メロン
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