課題名 | 野菜栽培における炭化物(木炭)の適応・効果及び作用機作に関する研究 |
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課題番号 | 1992001774 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
環境・土壌肥料研 |
研究期間 | 単H03~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | 木炭の有効利用技術の開発のために、有機物との複合施用がトマトの生育および青枯病発病に及ぼす影響について検討した。トマト幼植物の生育は木炭、有機物の各無施用区と木炭施用区、木炭・有機物複合施用区(各2t/10a)の間に有意差は認められなかった。リン酸資材を増施した場合は生育量が各区とも増加したが、処理間の傾向は同様であった。植物体のカルシウム、カリウム、マグネシウム含有率は、リン酸資材100kg/10a添加の木炭・有機物複合施用区で各要素とも著しく高まった。青枯病菌を茎接種法で処理したトマト幼植物の発病度は、木炭施用区と無施用区との間には差がなかったが、木炭・有機物複合施用区でやや軽減される傾向がみられた。 |
カテゴリ | 肥料 青枯れ病 トマト 野菜栽培 |