野菜畑における養分環境と病害との関係解明およびその制御技術の開発(334)

課題名 野菜畑における養分環境と病害との関係解明およびその制御技術の開発(334)
課題番号 1992001776
研究機関名 野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究分担 環境・土壌肥料研
研究期間 継H02~H06
年度 1992
摘要 培養液の養分濃度とトマト青枯病発病との関係について検討した。トマト青枯病の発病は、カルシウム濃度0mMで激しく、16mMで抑制された。とくに抵抗性品種でも、カルシウム高濃度では全く発病がみられなかったが、低濃度では発病した。マグネシウム濃度との関係については明瞭な差は認められなかった。硝酸態窒素濃度については8mM、32mMで発病に差はなく、0mMで窒素欠乏症状が激しかったが、青枯病の発病は殆ど認められなかった。抵抗性の高い品種にカルシウム、マグネシウム含有率が高い傾向がみられた。カルシウム含有率の異なる茎の水抽出液の青枯病菌に対する抗菌性に差は認められなかったが、茎との共存下で菌を培養した場合、茎のカルシウム含有率が高いと菌の増殖が抑制される傾向にあった。
カテゴリ 肥料 青枯れ病 抵抗性 抵抗性品種 品種

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