課題名 | プロトプラスト等の不活化技術の確立(51) |
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課題番号 | 1992002852 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発・育種工学研 |
研究期間 | 継H03~H07 |
年度 | 1992 |
摘要 | 非対称細胞融合に必要な核及び細胞質の不活化技術の開発を行った。アンゲロニア葉肉及び金魚草のカルス由来のプロトプラストとも、10秒間のUV照射(23mW/cm x cm)で分裂頻度は1/2以下に低下し、20~40秒(92mW/cm x cm)で完全に抑制された。一方、ヨードアセトアミド(IOA)処理では、金魚草の分裂頻度は1.0mM処理でも低下しなかった。しかし、アンゲロニアでは、0.1mM処理で分裂が抑制されたことから、両植物のプロトプラストのIOA反応には顕著な差異のあることが判明した。両植物の雑種細胞の選抜に、植物調節剤を組合せた選択培地を利用する試みは、両植物の植物調節剤に対する分裂反応が類似しており、困難であることを明らかにした。 |
カテゴリ | 育種 金魚草 |