課題名 | 出穂期・成熟期・収量の安定性と出穂特性の関係の解明(61) |
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課題番号 | 1992002862 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発・畑育種研 |
研究期間 | 継S63~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | 安定多収早生裸麦品種を効率的に育成するため、出穂特性の一つである播性(低温要求性)の検定法について検討した。従来の播性検定法は手間がかかる上に、気象条件や各種障害の影響を受けやすく、安定した結果が得にくい。それに代わる方法として、出芽後一定日数緑体春化処理を行った後、高温長日の温室内での出穂の可否を調べる方法を、従来の圃場を使う検定方法と比較したところ、両方法の結果はほぼ一致した。温室を用いた検定法に用いる基準品種を定め、マニュアルを作成した。この方法で播性1と2を区別するのは難しいが、手間がかからず、結果が安定しており、年中いつでも検定できるので、施設の整った場所では有用である。 |
カテゴリ | 育種 高収量品種 低温要求性 品種 |